ティラドが15年3月期業績予想を減額、期末配当は前期比2円減に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/10 16:32
 ティラド<7236.T>がこの日の取引終了後、15年3月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の593億円から594億円(前期比1.9%増)へ上方修正した一方、営業損益を同8億円の赤字から13億円の赤字(前期1億3500万円の赤字)へ、最終損益を同3億円の赤字から10億円の赤字(同2億9000万円の黒字)へ下方修正した。国内の材料高騰に伴う原価低減目標の未達に加えて、ウクライナ問題などに伴うロシアルーブル下落によるロシア子会社の出資金評価減や、予定されている税制改正に伴う繰延税金資産の取り崩しなどが響くという。なお、連結業績予想には変更はないとしている。
 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算は、売上高738億3500万円(前年同期比6.8%増)、営業利益21億3600万円(同26.8%減)、純利益2億6400万円(同83.6%減)となった。なお、通期連結業績予想は、売上高980億円(前期比2.9%増)、営業利益25億円(同39.7%減)、純利益1億円(同95.1%減)の従来予想を据え置いているが、従来未定としていた期末配当は2円(前年同期4円)とし、年間配当を6円(前期8円)にするとあわせて発表した。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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