コスモ石が反発、今3月期大幅下方修正も持株会社意向で経営改革
コスモ石油<5007.T>が反発。5日取引終了後に15年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正したが、あわせて、事業ポートフォリオの転換を目的に持株会社体制への移行準備を開始すると発表したことを受け、買いが優勢になっている。
今3月期は前回予想の売上高3兆4650億円を3兆710億円(前期比13.2%減)、営業損益620億円の黒字を440億円の赤字(前期397億1500万円の黒字)、最終損益140億円の黒字を910億円の赤字(同43億4800万円の黒字)へ修正。原油価格急落に伴い、在庫評価損が前回予想よりも大幅に増え損益を圧迫する。
持株会社体制への移行は、原油価格の急激な変動や国内石油製品需要の漸減、再生可能エネルギーの拡大など事業環境の変化に対応する体制を整備することが目的。経営監督機能と業務執行機能を分離することで、経営のスピード化を図り、石油精製販売事業を中心に合理化を徹底的する一方、資源開発・リテール・風力発電の各事業を拡大するなど、事業ポートフォリオの転換を目指すとしている。
コスモ石の株価は12時50分現在165円(△2円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
今3月期は前回予想の売上高3兆4650億円を3兆710億円(前期比13.2%減)、営業損益620億円の黒字を440億円の赤字(前期397億1500万円の黒字)、最終損益140億円の黒字を910億円の赤字(同43億4800万円の黒字)へ修正。原油価格急落に伴い、在庫評価損が前回予想よりも大幅に増え損益を圧迫する。
持株会社体制への移行は、原油価格の急激な変動や国内石油製品需要の漸減、再生可能エネルギーの拡大など事業環境の変化に対応する体制を整備することが目的。経営監督機能と業務執行機能を分離することで、経営のスピード化を図り、石油精製販売事業を中心に合理化を徹底的する一方、資源開発・リテール・風力発電の各事業を拡大するなど、事業ポートフォリオの転換を目指すとしている。
コスモ石の株価は12時50分現在165円(△2円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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