世界規模の金融緩和競争が激化
現在、まさに世界規模の金融緩和競争(通貨安競争)が繰り広げられていることはご存知の通り。
昨日、中国人民銀行(中央銀行)がすべての商業銀行を対象に預金準備率を0.50%引き下げたことにより事実上の利下げを実施。
常にバブル崩壊懸念が噂される中国ですが、ここ最近の中国国内の電力消費量が減少傾向にあるにも関わらず政府の発表する鉱工業生産(付加価値ベース)が上昇しているのを見るにつけ、中国の発表する経済指標の信憑性に対する疑念が深まってしまいますが、いずれにせよ世界的な金融緩和シフトが起こっていることは確か。
また、昨今の原油動向に代表される資源価格の下落傾向が顕著な中、鉄鉱石価格が2011年初頭に比べて昨年末時点で6割近く下落していることもあり、その鉄鉱石が最大の輸出品目である豪州も今週3日のRBA理事会において2013年8月以来18ヶ月ぶりの利下げ(0.25%引き下げ)を実施。
当面の為替相場は、原油や鉄鉱石、または銅といった一次産品・資源価格の値動きにシンクロし、各国中央銀行の金融政策(概ね「利下げ」や「量的緩和」)に一喜一憂する展開となりそうです。
昨日、中国人民銀行(中央銀行)がすべての商業銀行を対象に預金準備率を0.50%引き下げたことにより事実上の利下げを実施。
常にバブル崩壊懸念が噂される中国ですが、ここ最近の中国国内の電力消費量が減少傾向にあるにも関わらず政府の発表する鉱工業生産(付加価値ベース)が上昇しているのを見るにつけ、中国の発表する経済指標の信憑性に対する疑念が深まってしまいますが、いずれにせよ世界的な金融緩和シフトが起こっていることは確か。
また、昨今の原油動向に代表される資源価格の下落傾向が顕著な中、鉄鉱石価格が2011年初頭に比べて昨年末時点で6割近く下落していることもあり、その鉄鉱石が最大の輸出品目である豪州も今週3日のRBA理事会において2013年8月以来18ヶ月ぶりの利下げ(0.25%引き下げ)を実施。
当面の為替相場は、原油や鉄鉱石、または銅といった一次産品・資源価格の値動きにシンクロし、各国中央銀行の金融政策(概ね「利下げ」や「量的緩和」)に一喜一憂する展開となりそうです。