クボテックがストップ高、大径CFRP製フライホイールの開発に成功

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/03 09:39
 クボテック<7709.T>が前日比80円ストップ高の350円まで上昇。昨年3月12日につけた昨年来高値336円を上回った。同社は2日に、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製としては世界最大級となる外径2メートルのフライホイールの開発に成功したと発表。これが材料視されているようだ。
 この大径CFRP製フライホイールは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「安全・低コスト大規模蓄電システム技術開発」プロジェクトのなかで実施している「次世代フライホイール蓄電システム」の開発の一環としてクボテックが開発・製作したもの。劣化のない蓄電池として用途は幅広く、太陽光や風力などの不安定な発電システムと組み合わせて電力系統を安定化させるといった用途や、鉄道システムの電力有効利用などにも役立つものとして期待される。

クボテックの株価は9時31分現在350円(△80円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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