為替想定レート+航空部品+観光ロジスが増益押し上げ期待

著者:木村佳子
投稿:2015/02/02 08:44

川崎重工業<7012>の2015年上期の想定為替レートは堅実

ボーイング社等の飛行機受注残が積みあがる中、同社では航空部品が引き合いがタイト。
相手が外国企業であれば為替相場が気になるところですが、
同社の想定為替レートは
ドル円が100円、ユーロ円が135円と堅実な水準です。
特にドルは想定以上にドル高が進行しただけに増益要因となる公算が高いと言えそうです。

車両製造の分野も観光立国に向け、関西経済人も品川~名古屋のリニア中央新幹線の開通に前倒しを働きかけようと機運が盛り上がっており、需給に好影響があるのではないかとみられます。

買いやすい3桁銘柄で、1単元(1000株)を中~長期保有で持つのもいいですし、
数万円ずつ積み立てて買い付ける投資もいいと思います。

月足では強い足取りが見て取れますが、実際は値動きはゆっくり。
このゆっくりした動きがまどろっこしくてつい手放してしまうことになりがちですが、大きなインフラビジネスに携わる企業は概して収益が株価に反映されるのに時間がかかるものです。
是非、投資対象の一つとして検討してみてください。
配信元: 達人の予想

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