テセックが急反落、一部顧客の設備投資の着工延期など響き15年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/28 10:11
 テセック<6337.T>が急反落。27日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の48億円から40億円(前期比20.4%増)へ、営業利益を同3億円から5000万円(前期3億9000万円の赤字)へ、純利益を同3億円から2億5000万円(同10億5500万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。一部顧客の設備投資の着工延期や新製品評価の長期化により第3四半期決算の進捗が計画を下回ったことなどが要因としている。
 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高28億2500万円(前年同期比25.6%増)、営業損益4000万円の赤字(前年同期3億7300万円の赤字)、最終損益1億5600万円の黒字(同3億3200万円の赤字)だった。主力のMAPハンドラや、車載向けパワーデバイス用テスタの拡販に注力したものの、一部顧客の設備投資の着工延期や新製品評価の長期化で受注・売り上げが伸び悩み、これが響いて営業赤字が継続した。

テセックの株価は10時5分現在707円(▼103円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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