CFSが反落、第3四半期営業利益52%増と期末配当引き上げを発表も利益確定売り先行

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/13 10:35
 CFSコーポレーション<8229.T>が反落。前週末9日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)単独決算で、売上高903億2600万円(前年同期比2.7%増)、営業利益21億2100万円(同51.9%増)、純利益10億1900万円(同82.7%増)と大幅増益を達成したが、昨年12月下旬に好業績観測記事が伝えられたことから、この日は利益確定売りが先行している。消費増税前の駆け込み需要への対応やその反動への影響を最小限に抑える取り組みが奏功したことに加えて、積極的に改装をしたことで既存店売上高が前期同期比3.8%増と大幅に伸長したことなどが貢献したという。
 15年2月期通期業績予想は、売上高1200億円(前期比2.1%増)、営業利益30億円(同29.0%増)、純利益12億円(同2.9倍)の従来予想を据え置いた。なお、期末配当は従来4円を予定していたが、6円に引き上げ、年間配当を10円にするとあわせて発表しているが、これも既に観測記事で報じられた水準であることから、サプライズとはならなかったようだ。

CFSの株価は10時28分現在685円(▼6円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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