シロキが一時ストップ高、アイシン精機と経営統合で基本合意を発表

　シロキ工業<7243.T>が一時前、週末比ストップ（８０円）高の３３３円まで買い進まれるなど急伸。１月１６日につけた年初来高値２６６円を約１１カ月ぶりに更新している。
　同社は１９日引け後、アイシン精機<7259.T>と株式交換による経営統合で基本合意したと発表した。アイシン精機を完全親会社、シロキを完全子会社とし、株式交換の効力発生日は１６年４月１日の予定。交換比率は未定。シロキは１６年３月２９日に上場廃止となる見込み。
　経営統合の理由について両社は、グローバル拠点の相互活用による生産体制の最適化に加え、アイシンはシステム・モジュール製品、シロキは外装・機能部品へ集中することによるリソーセスの効率化、さらには顧客基盤を相互活用した拡販など、さまざまな相乗効果が期待できるとしている。

シロキの株価は１１時００分現在３０２円（△４９円）
アイシン精機の株価は１１時００分現在４３５５円（▼２５）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）