インフルエンザの「流行前に仕込む」繊維の名門
■注目銘柄
┗シキボウ(3109)
季節性インフルエンザの本格的な流行シーズンを控え、注目が集まりやすいのが、マスクを手掛ける銘柄群です。
同社は、抗ウイルス加工「フルテクト」フィルターを施した高機能マスクを販売しており、インフルエンザ関連としてこの時期は注目が高まりやすい銘柄です。
話題性だけではなく、株価が PBR=0.5倍程度と解散価値を大きく割り込んでいることから、バリュエーション面での割安感があります。
また、創立121年の名門企業ですので、優良不動産を多く保有しており、姫路工場跡地の『イオンモール姫路リバーシティー』など、賃貸収入が盤石です。
株価水準が100円台と低位ですし、業績が良いイメージはあまりありませんが、過去10年間黒字を維持するなど、業績面では安心感があります。
この他、「増配余地」があるのも魅力です。今期の配当金は年2円の予想ですが、財務体質の改善が進んでいることから、将来的には2008年3月期の年3円まで引き上げられる余地があるでしょう。
小野山 功
┗シキボウ(3109)
季節性インフルエンザの本格的な流行シーズンを控え、注目が集まりやすいのが、マスクを手掛ける銘柄群です。
同社は、抗ウイルス加工「フルテクト」フィルターを施した高機能マスクを販売しており、インフルエンザ関連としてこの時期は注目が高まりやすい銘柄です。
話題性だけではなく、株価が PBR=0.5倍程度と解散価値を大きく割り込んでいることから、バリュエーション面での割安感があります。
また、創立121年の名門企業ですので、優良不動産を多く保有しており、姫路工場跡地の『イオンモール姫路リバーシティー』など、賃貸収入が盤石です。
株価水準が100円台と低位ですし、業績が良いイメージはあまりありませんが、過去10年間黒字を維持するなど、業績面では安心感があります。
この他、「増配余地」があるのも魅力です。今期の配当金は年2円の予想ですが、財務体質の改善が進んでいることから、将来的には2008年3月期の年3円まで引き上げられる余地があるでしょう。
小野山 功