「豊富な受注残・上方修正・2円増配・円安」と材料豊富!
■今回の注目銘柄■
・富士古河E&C(1775)
電気・空調及び、同付帯工事に加えて各種プラント設備工事「水処理・環境、エネルギー、産業」や情報通信関連工事に展開し、再生可能エネルギー分野も育成中の同社。
「進化」と「変革」を掲げた中期経営計画「アクセルE&C 2015」を推進中で、その効果が実を結び受注は絶好調。
中間期では建築・土木工事の電気設備工事の受注高は78億円と43.3%も伸びた他、インフラにかかわるプラント設備も「海外での大型受注」もあり169億円と16.9%増、空調設備・情報通信設備も軒並み好調。
今9月中間期の期初予想では、売上高270億円、経常利益1億3000万円だったが、売上高は284億円と前年同期比5.8%の増収、経常利益は「コストダウンや業務品質向上によるロスコストの抑制」に努めた事で5億2100万円と、前年同期比「24.2%」の増益で予想より大きく跳ね上げて来ており、期末の配当を「5円から7円」にする事を決めたのは、先行きに対する「同社の自信の表れ」といえよう。
これを受け、今3月期通期は期初の売上高700億円、経常利益27億円という予想から、それぞれ710億円(7.4%増)、30億円(13.8%増)に上方修正しているが、「同社らしい実に慎重な修正」とみられ、15年3月期は売上高、利益面共に前期に続いて過去最高を更新する可能性は非常に高く、業績上振れからの「再上方修正」は期待せざるを得ない。
株価は、中間期での上方修正銘柄が軒並み急騰劇を演じているが、同社にも「ようやく矛先が向けられてき」たといえよう。
今回の上方修正をうけ一株利益は40円予想。株価はじり高歩調に転じて300円台をとらえてきたが、PERは7倍台と「かなりの出遅れ感」があり、年初来高値330円越えはあくまで通過点と捉え、中長期目線で注目しておきたい。
本村
・富士古河E&C(1775)
電気・空調及び、同付帯工事に加えて各種プラント設備工事「水処理・環境、エネルギー、産業」や情報通信関連工事に展開し、再生可能エネルギー分野も育成中の同社。
「進化」と「変革」を掲げた中期経営計画「アクセルE&C 2015」を推進中で、その効果が実を結び受注は絶好調。
中間期では建築・土木工事の電気設備工事の受注高は78億円と43.3%も伸びた他、インフラにかかわるプラント設備も「海外での大型受注」もあり169億円と16.9%増、空調設備・情報通信設備も軒並み好調。
今9月中間期の期初予想では、売上高270億円、経常利益1億3000万円だったが、売上高は284億円と前年同期比5.8%の増収、経常利益は「コストダウンや業務品質向上によるロスコストの抑制」に努めた事で5億2100万円と、前年同期比「24.2%」の増益で予想より大きく跳ね上げて来ており、期末の配当を「5円から7円」にする事を決めたのは、先行きに対する「同社の自信の表れ」といえよう。
これを受け、今3月期通期は期初の売上高700億円、経常利益27億円という予想から、それぞれ710億円(7.4%増)、30億円(13.8%増)に上方修正しているが、「同社らしい実に慎重な修正」とみられ、15年3月期は売上高、利益面共に前期に続いて過去最高を更新する可能性は非常に高く、業績上振れからの「再上方修正」は期待せざるを得ない。
株価は、中間期での上方修正銘柄が軒並み急騰劇を演じているが、同社にも「ようやく矛先が向けられてき」たといえよう。
今回の上方修正をうけ一株利益は40円予想。株価はじり高歩調に転じて300円台をとらえてきたが、PERは7倍台と「かなりの出遅れ感」があり、年初来高値330円越えはあくまで通過点と捉え、中長期目線で注目しておきたい。
本村