エスクローＡＪが４日続伸、来春にも不動産のネット取引を試験的に開始との報道を材料視

　エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が４日続伸。１１月２９日付の日本経済新聞で、「国土交通省はインターネットを使った不動産取引を早ければ来春から試験的に始める方針だ」と報じられたことを受けて、不動産取引の事務を効率化するシステムやサービスなどを提供する同社にメリットが大きいとの見方から買われているもよう。記事によると、現在は取引条件などの重要事項を対面で説明し、契約内容を記した書面を交付するよう不動産会社に義務づけているが、最長２年間とした試行期間は法人取引と個人の賃貸契約に限り、重要事項の説明をテレビ電話でできるようにするという。
　また、エスクローＡＪのほかにも、掲載物件数が業界トップ不動産・住宅情報サイト「ＨＯＭＥ‘Ｓ」を運営するネクスト<2120.T>や、不動産・住宅情報サイトを運営するオウチーノ<6084.T>なども関連銘柄として物色されているようだ。

エスクローＡＪの株価は１０時４６分現在１万１４３０円（△４３０円）
ネクストの株価は１０時４６分現在８２９円（△１２円）
オウチーノの株価は１０時４６分現在１８５０円（△２３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）