＜チャートの視点＞＝長野日無、一目均衡表の雲突破をうかがう動き

　長野日本無線<6878.T>はきょう一時、前日比２１円高の３０４円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１０日時点：３０６円）と先行スパン２（同：３０５円）で囲まれた範囲（雲）の突破をうかがう動きとなっている。日足チャートでは前日に５日移動平均線（１０日時点：２６２円）と２５日移動平均線（同：２６０円）とのゴールデン・クロスが実現したほか、終値では９月３０日以来となる７５日移動平均線（同：２７７円）に対するプラスカイ離を回復。テクニカル面では基調の変化が相次いで示唆されている。
　なお、４日に発表された１５年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結決算は、売上高が１４７億３２００万円（前年同期比１２．４％増）で着地。営業損益は１億１７００万円の赤字（前年同期実績は１３億４９００万円の赤字）に改善している。

長野日無の株価は１４時１０分現在２９３円（△１０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）