タムラ製はしっかり、ハイブリッド車向けリアクター好調で30年ぶり最高益視野

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/11/11 11:07
 タムラ製作所<6768.T>がしっかり。11月4日に戻り高値430円まで買われた後、調整を入れているが、400円未満では押し目を拾う動きが顕在化している。トランスやリアクター、はんだなどの電子関連部材を主力に手がけるが、電装化の進展する自動車や高機能化が進むスマートフォン向け需要を取り込み、収益を伸ばしている。特に自動車向けはハイブリッド自動車向けリアクターが好調、ここ急速に市場が立ち上がっているウエアラブル端末向けでは、フレキシブル配線板に電子部品を接着するはんだ材料を開発するなど、オンリーワン商品を有しているのが強みだ。15年3月期の連結最終利益は前期比50.2%増の27億円予想と、バブル期以前の1985年3月期に記録した過去最高益25億6700万円を30年ぶりに更新する可能性が高まっている。

タムラ製の株価は11時6分現在396円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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