CTCが急反発、自社株買いと9月中間期35%営業増益を好材料視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/11/07 10:04
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が急反発し、2月27日につけた年初来高値4810円を約8カ月ぶりに更新してきた。6日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。130万株(発行済み株式数の2.21%)、50億円を上限としており、取得期間は11月7日から12月12日まで。
 また、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)の連結決算が、売上高1611億2700万円(前年同期比5.9%増)、営業利益79億8100万円(同35.7%増)、純利益は49億8600万円(同45.3%増)と大幅増益となったことも好材料視されているようだ。情報通信事業で携帯キャリア向け設備増強案件を推進したほか、金融・社会インフラ事業でメガバンク向けシステムの開発や、電力系通信子会社の設備増強案件、郵便会社向けインフラ構築などに注力した結果、開発ビジネス、サービスビジネスが増加し業績を押し上げた。
 なお、15年3月期通期業績予想は売上高3650億円(前期比4.1%増)、営業利益270億円(同13.4%増)、純利益165億円(同16.0%増)の従来予想を据え置いている。

CTCの株価は9時58分現在4800円(△395円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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