<動意株・4日>(前引け)=宇徳、竹内製作、アサカ理研
宇徳<9358.T>=ストップ高。同社は10月31日取引終了後に、15年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しを従来の36億5000万円から42億5000万円(前期比48.3%増)に引き上げたことが好感されているようだ。通期の連結売上高見通しは485億円から500億円(同14.7%増)に増額修正。会社側では、橋梁工事などの追加・新規の工事や重量物輸送などの受注数の増加が見込めるとしている。
竹内製作所<6432.T>が急伸。外国為替市場で一時、1ドル=114円台前半へとドル買い・円売りの動きが加速し、急速に円安が進行している。建設機械の海外売上比率95%という同社にとって、円安による採算改善効果に期待した買いを誘っている。15年2月期通期の連結売上高は従来予想の596億円から670億円(前期比25.0%増)、営業利益は60億円から96億4000万円(同2.2倍)に大幅増額しているが、一段の上方修正への可能性も意識される場面だ。
アサカ理研<5724.T>=ストップ高。同社は10月31日に、エマルションフロー法を用いたレアアース・レアメタルのリサイクル研究開発成果が、日本原子力研究開発機構から発表されたことを公表。これが材料視されているようだ。エマルションフロー法は溶媒抽出と呼ばれる方法の一種で、同機構が開発を進めているもの。同社との共同開発研究で、光学ガラス廃材や低品位レアアース原料から酸処理などによって溶出されたレアアースを、低コストで高効率に純度99.999%まで分離・精製することに成功した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
竹内製作所<6432.T>が急伸。外国為替市場で一時、1ドル=114円台前半へとドル買い・円売りの動きが加速し、急速に円安が進行している。建設機械の海外売上比率95%という同社にとって、円安による採算改善効果に期待した買いを誘っている。15年2月期通期の連結売上高は従来予想の596億円から670億円(前期比25.0%増)、営業利益は60億円から96億4000万円(同2.2倍)に大幅増額しているが、一段の上方修正への可能性も意識される場面だ。
アサカ理研<5724.T>=ストップ高。同社は10月31日に、エマルションフロー法を用いたレアアース・レアメタルのリサイクル研究開発成果が、日本原子力研究開発機構から発表されたことを公表。これが材料視されているようだ。エマルションフロー法は溶媒抽出と呼ばれる方法の一種で、同機構が開発を進めているもの。同社との共同開発研究で、光学ガラス廃材や低品位レアアース原料から酸処理などによって溶出されたレアアースを、低コストで高効率に純度99.999%まで分離・精製することに成功した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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