年年末に向けて賑わい、値幅を稼ぎやすい中小型株に注目
■今回の注目銘柄■
・日本抵抗器製作所(6977)
抵抗器から始め、角度や位置を検出するポテンショメーターやハイブリッドIC、電子機器などへの多角化を進め、近年は自動車向け需要が中心とし「抵抗器では日本を代表」する同社。
アベノミクス成長戦略の1つである「ロボット関連銘柄」として、CYBERDYNE(7779)や菊池製作所(3444)などが物色される中、同社の子会社も高齢者向け福祉施設などでの利用実績のある「世界一の癒しロボット」と称されるアザラシ型ロボット「パロ」の開発に携わっているという。
ややこじつけ感があるのは否めないが『思惑が見え見えの理由』で、ロボット関連の出遅れ銘柄として7月に急騰した経緯がある。
その後は、株価推移はロボット関連銘柄の物色も下火になり、時折物色が入り短期急騰がみられるも、相場悪化の影響を受け値を下げ続けてきたが、10月17日に底を打ち、現在は横這い継続となっている。
業績面では、国内自動車メーカーへの依存度が高く業績不振が続いていたが、最近の景気回復で業績も上向いており、自動車用ICを中心として堅調に推移しているとの見通しを発表している点からみても、11月14日の第3四半期決算に向けて「リバウンドを狙って利益が取りやすい」といえよう。
また、それ以上に期待したいのは例年、年末に向けては個人投資家が動かす中小型株が賑わいやすく、値幅を稼ぎやすいのが「東証2部」という事だ。
今年5月の100円前後から、7月8日には年初来高値483円をつけ『株価4倍以上』となった同銘柄には、思惑狙いで「再物色が入る可能性は非常に高い」といえ、年末に向けて目の離せない銘柄として注目している。
本村
・日本抵抗器製作所(6977)
抵抗器から始め、角度や位置を検出するポテンショメーターやハイブリッドIC、電子機器などへの多角化を進め、近年は自動車向け需要が中心とし「抵抗器では日本を代表」する同社。
アベノミクス成長戦略の1つである「ロボット関連銘柄」として、CYBERDYNE(7779)や菊池製作所(3444)などが物色される中、同社の子会社も高齢者向け福祉施設などでの利用実績のある「世界一の癒しロボット」と称されるアザラシ型ロボット「パロ」の開発に携わっているという。
ややこじつけ感があるのは否めないが『思惑が見え見えの理由』で、ロボット関連の出遅れ銘柄として7月に急騰した経緯がある。
その後は、株価推移はロボット関連銘柄の物色も下火になり、時折物色が入り短期急騰がみられるも、相場悪化の影響を受け値を下げ続けてきたが、10月17日に底を打ち、現在は横這い継続となっている。
業績面では、国内自動車メーカーへの依存度が高く業績不振が続いていたが、最近の景気回復で業績も上向いており、自動車用ICを中心として堅調に推移しているとの見通しを発表している点からみても、11月14日の第3四半期決算に向けて「リバウンドを狙って利益が取りやすい」といえよう。
また、それ以上に期待したいのは例年、年末に向けては個人投資家が動かす中小型株が賑わいやすく、値幅を稼ぎやすいのが「東証2部」という事だ。
今年5月の100円前後から、7月8日には年初来高値483円をつけ『株価4倍以上』となった同銘柄には、思惑狙いで「再物色が入る可能性は非常に高い」といえ、年末に向けて目の離せない銘柄として注目している。
本村