タムラ製が続伸、はんだなど絶好調で今期30年ぶりの最高利益更新へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/20 10:55
 タムラ製作所<6768.T>が続伸、9月末以降に株価は急な調整を入れたが、時価は売り物一巡から切り返しに転じている。トランスやリアクター、はんだなど弱電用変成器および電子部材の大手メーカーだが、車載やスマートフォン向け需要の拡大で収益を伸ばしている。15年3月期の連結最終利益は前期比50.2%増の27億円予想と好調で、これは1985年3月期以来、実に30年ぶりのピーク利益更新となる。同時に創立90周年の記念配が視野にあることから、人気化を後押しする可能性がある。また、ウエアラブル端末市場が急速に立ち上がるなか、同分野での需要を念頭にフレキシブル基板に電子部品を確実に接着できるはんだ材料を開発しており、今後引き合いが高まる可能性が高い。

タムラ製の株価は10時44分現在384円(△11円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
496.0
(12/25)
+3.0
(+0.60%)