日鉄鉱など地熱発電関連が高い、再生エネで優先購入と伝わり人気沸騰も

　日鉄鉱業<1515.T>や鉱研工業<6297.T>など地熱発電関連株が高い。読売新聞は１２日、政府の再生可能エネルギーの買い取り制度に絡み、「安くて安定した発電が見込める地熱発電からの電気を優先的に購入させる方針を固めた」と報道した。「太陽光偏重」の制度を改め、地熱優先に転換するという。
　これを受け、この日の株式市場では、九州電力<9508.T>とともに鹿児島で地熱発電所を手掛けている日鉄鉱が一時、前週末２５円（６．２％）高の４２６円まで買われた。また、地下資源工事用掘削機械大手である鉱研工は一時、ストップ高と急伸。ポンプ製品などを製造し、温泉水などに耐食性を持つステンレス合金を手掛ける横田製作所<6248.T>もストップ高に買われている。

日鉄鉱の株価は１２時３７分現在４１２円（△１１円）
鉱研工業の株価は１２時３７分現在６９４円（△９９円）
横田製作所の株価は１２時４０分現在１４４２円（△３００円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）