<動意株・10日>(大引け)=東洋合成、ロート、JPHDなど
東洋合成工業<4970.T>=3日連続のストップ高。3D細胞培養システムが世界最大の受託検査機関に採用されたことが引き続き材料視されているようだ。株価は発表翌日の8日と9日に値幅制限いっぱいまで上昇。きょうも買い気に衰えはみられない。同社は7日に、3D細胞培養システム「Cell-able」が世界最大の検査受託機関Eurofins Panlabsに採用されたと発表。また同日には、DILI(薬物性肝障害)予測試験用3Dヒト肝細胞培養プレート「Cell-able for DILI with PXB-cells」を研究用途向けに提供を開始することも公表している。
ロート製薬<4527.T>=続伸。同社は9日に、東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター内に、先端的再生医療社会連携研究部門を設置したと発表。製品開発の進展などが期待されているようだ。同社が現在取り組んでいる再生医療の研究体制をより充実させることなどが主な目的。具体的には、低分子化合物などの従来の医薬品では根治できないといわれている、難治性疾患をターゲットとした先進的な再生医療製品の開発および人材育成などを目標としている。
JPホールディングス<2749.T>=大幅反発。きょう付の日本経済新聞で、日本郵政グループの日本郵便と組んで、郵便局内に認可保育所を開設すると報じられたことを材料視。記事によると、第1弾としてさいたま中央郵便局(さいたま市)の一部を改装して来年4月に開業するという。日本郵便は集配や物流業務の再編に取り組んでおり、設備の移転で空いた敷地の有効活用を進めており、今後も保育所の開設を検討するとあることから、今後の展開にも期待が持たれている。
キャンバス<4575.T>=大幅反発。9日の取引終了後、同社が創出し開発中の抗がん剤候補化合物「CBS9106」に関して、特許庁から特許査定を受領したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「CBS9106」は、「CBP501」に続く2つめの開発パイプラインとして前臨床試験を終了した段階にある抗がん剤候補化合物。既存の同種の化合物と比べて毒性が低いことを示唆するデータが得られていることから、同社では有望な抗がん剤候補化合物として位置づけている。
フィンテック グローバル<8789.T>=急反発。同社は9日取引終了後に、15年9月期通期の連結業績見通しを発表。営業利益は12億5000万円(前期比2.5倍)と大幅増を見込んでいることが買い手掛かりとなっているようだ。連結売上高予想は79億円(同2.1倍)。複数の再生可能エネルギーなどのアレンジメント案件受託が順調に推移すると想定しているほか、投資先ベンチャーキャピタルファンドの投資回収などを見込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ロート製薬<4527.T>=続伸。同社は9日に、東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター内に、先端的再生医療社会連携研究部門を設置したと発表。製品開発の進展などが期待されているようだ。同社が現在取り組んでいる再生医療の研究体制をより充実させることなどが主な目的。具体的には、低分子化合物などの従来の医薬品では根治できないといわれている、難治性疾患をターゲットとした先進的な再生医療製品の開発および人材育成などを目標としている。
JPホールディングス<2749.T>=大幅反発。きょう付の日本経済新聞で、日本郵政グループの日本郵便と組んで、郵便局内に認可保育所を開設すると報じられたことを材料視。記事によると、第1弾としてさいたま中央郵便局(さいたま市)の一部を改装して来年4月に開業するという。日本郵便は集配や物流業務の再編に取り組んでおり、設備の移転で空いた敷地の有効活用を進めており、今後も保育所の開設を検討するとあることから、今後の展開にも期待が持たれている。
キャンバス<4575.T>=大幅反発。9日の取引終了後、同社が創出し開発中の抗がん剤候補化合物「CBS9106」に関して、特許庁から特許査定を受領したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「CBS9106」は、「CBP501」に続く2つめの開発パイプラインとして前臨床試験を終了した段階にある抗がん剤候補化合物。既存の同種の化合物と比べて毒性が低いことを示唆するデータが得られていることから、同社では有望な抗がん剤候補化合物として位置づけている。
フィンテック グローバル<8789.T>=急反発。同社は9日取引終了後に、15年9月期通期の連結業績見通しを発表。営業利益は12億5000万円(前期比2.5倍)と大幅増を見込んでいることが買い手掛かりとなっているようだ。連結売上高予想は79億円(同2.1倍)。複数の再生可能エネルギーなどのアレンジメント案件受託が順調に推移すると想定しているほか、投資先ベンチャーキャピタルファンドの投資回収などを見込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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