先週からの切り返しは「上方修正期待の思惑」か?
■今回の注目銘柄■
・森組(1853)
奈良県での個人創業がルーツであり、2007年の株式譲渡により長谷工(1808)のグループ入り。マンションなど長谷工からの受注、資材共同調達など協力関係を構築している同社。
8月7日に発表した2015年3月期第1四半期は、最終損益7800万円の黒字(前年同期3100万円の赤字)と、既に中間期予想を超える好業績を発表した事が材料となりそこから堅調に推移したものの、9月2日に直近高値169円を付けてから、円安影響による資材費高騰の懸念を受け、やや弱い動きとなっている。
今回注目をしておきたいのは「直近の切り返し」である。株価は一目均衡表の雲を一旦下抜けたものの、先週末から切り返し、雲下限をサポートにしながら雲抜け間近と迫ってきている。
この要因としては、既に中間期予想を同社は余裕で超過しており、昨日同じく関西地盤で上方修正を発表した南海辰村(1850)に引き続き、上方修正期待の思惑も伺えよう。
出来高から見てもキッカケ次第では、直近高値169円抜きも十分ありえるだろう。
今期6期連続で最終損益の黒字が続く見通しで、順調に利益を積み増しており今後、復配期待が高まる可能性も同社株にとっては追い風になろう。
本村
・森組(1853)
奈良県での個人創業がルーツであり、2007年の株式譲渡により長谷工(1808)のグループ入り。マンションなど長谷工からの受注、資材共同調達など協力関係を構築している同社。
8月7日に発表した2015年3月期第1四半期は、最終損益7800万円の黒字(前年同期3100万円の赤字)と、既に中間期予想を超える好業績を発表した事が材料となりそこから堅調に推移したものの、9月2日に直近高値169円を付けてから、円安影響による資材費高騰の懸念を受け、やや弱い動きとなっている。
今回注目をしておきたいのは「直近の切り返し」である。株価は一目均衡表の雲を一旦下抜けたものの、先週末から切り返し、雲下限をサポートにしながら雲抜け間近と迫ってきている。
この要因としては、既に中間期予想を同社は余裕で超過しており、昨日同じく関西地盤で上方修正を発表した南海辰村(1850)に引き続き、上方修正期待の思惑も伺えよう。
出来高から見てもキッカケ次第では、直近高値169円抜きも十分ありえるだろう。
今期6期連続で最終損益の黒字が続く見通しで、順調に利益を積み増しており今後、復配期待が高まる可能性も同社株にとっては追い風になろう。
本村