<私の相場観>=内藤証券・投資情報本部投資調査部長 田部井 美彦氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/08 12:08
 安倍改造内閣発足などで、目先的にやや材料出尽くし感はあるものの、米国景気の回復期待や、外国為替市場での円安基調を背景に、日経平均株価は底堅い推移となりそうだ。9月末までには1万6500円を目指す展開が想定される。

 今週11日から新規上場(IPO)の集中期間がスタートするが、それに向けての資金手当ての売りは今後一段落するものと予想される。

 物色は、9月末に向け、配当権利取りの動きが活発化することが見込まれ、高配当利回り銘柄に注目が集まりそうだ。

 個別銘柄では、電設資材を収納するキャビネットのトップメーカーで、配電盤も手掛ける日東工業<6651.T>に注目。JR各社や高速道路インフラ整備需要に関連して活躍場面が見込める。PER12倍、年間配当利回り2.6%にも注目。

 日本空調サービス<4658.T>は、空調関連設備のメンテナンス大手で、病院向けではトップシェアを占め、研究機関など、特殊施設向けでも強みを発揮。アドソル日進<3837.T>は、大企業向け大規模システムの開発で成長。今期営業増益率は25%増益を見込む。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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