古野電気が小幅反発、農作物被害対策に貢献する「ドッグ・ナビ」を開発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/03 09:42
 古野電気<6814.T>が小幅反発。同社は2日、野生鳥獣による農作物被害対策に貢献する狩猟用発信器(GPSマーカー)として、位置・音声一体型端末「Dog Navi」(ドッグ・ナビ)を開発し、今年11月に発売することを発表した。
 この製品は猟犬に装着する「猟犬端末」と、野生鳥獣を探索する狩猟者が猟犬の位置情報を把握するために使用する「狩猟者端末」によって構成されており、国内法規に適合したGPSマーカーとして初めて、猟犬の位置情報をGPS測位するとともに、「猟犬端末」の内蔵マイクを通じた音声情報を同時に確認できるようにしている。農林水産省では09年度以降の農作物被害額は年間200億円以上と試算している。シカやイノシシをはじめとする野生の鳥獣による農作物被害が近年増加傾向にあるなかで、同社初となる狩猟向け製品の拡販が期待される。

古野電気の株価は9時41分現在988円(△4円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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