高砂熱学(1969)が反発、大手証券が目標株価引き上げ

　空調工事の最大手の高砂熱学工業(1969)が４営業日ぶりに反発。後場に前週末比78円（5.94％）高の1390円まで買われている。大手証券が、高砂熱学工業の目標株価を引き上げ、買い手掛かり材料視されているようだ。

　野村證券が29日付で、高砂熱学の目標株価を1290円から1550円に引き上げた。レーティングは「バイ」を継続。ビル向けの新築工事の顧客となるゼネコンで、建築事業の中期的な改善確度が高まっていることを考慮し、野村では2017年３月期の利益率の見通しをやや上方修正したという。

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