グローブライド５日続伸、需給改善進みジリ高から上放れの兆し

　グローブライド<7990.T>が５日続伸。値運びは小刻みながら商いを膨らませながらじりじりと水準を切り上げる展開。週足は１３０円近辺でのもみ合いが煮詰まっており、１３週・２６週移動平均線のゴールデンクロスと合わせ上放れの機を暗示している。
　フィッシングブランド「ＤＡＩＷＡ」は世界的にも有名だが、アジアでの拡販戦略が軌道に乗りつつある。第１四半期の進捗率は営業利益段階で１５年３月期通期の５８％に達しており、増額の公算が大きい。
　材料株素地に富み、個人投資家にも人気が高いが、同社株の場合は信用買い残の重さが意識されやすい。ただ、買い残高は今年に入り一貫して水準を落としてきており、直近８月１５日申し込み現在では３３７万５０００株まで調整、ピークだった昨年１０月と比較して５分の１以下に減少しており、株式需給面も改善が進んでいる。

グローブライドの株価は１１時１４分現在１３７円（△２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）