これからが本番、台風に備える銘柄

著者:冨田康夫
投稿:2014/08/20 19:04

台風対策関連に注目

 今年は例年以上に台風による被害が多い。7月から8月中旬にかけて、国内では台風上陸が相次いだ。8月前半には台風11号が日本各地で川の氾濫や土砂崩れ、竜巻などで大きな爪痕を残したばかり。また、台風ではないものの、この週末にも近畿・東海・北陸で大雨による被害が相次いだ。もしもの時のために、事前に何か対策をとっておけば良かったと思った人も多いのではないだろうか。

 気象庁によると、30年間(1981~2010年)の平均では、1年間で約26個の台風が発生、約11個の台風が日本から300キロメートル以内に接近し、約3個が上陸しているという。日本では台風が発生・接近・上陸するのは夏から秋にかけてが多いが、最近10年間の傾向でも8~9月にかけて台風の発生数が多くなっている。今年もまだまだ気が抜けない日が続きそうだ。

 そこで台風対策関連に注目。気象情報サービスのウェザーニューズ<4825.T>を筆頭に、防災用品を販売するコーナン商事<7516>島忠<8184>コメリ<8218>。建設機械レンタルのカナモト<9678>、西尾レントオール<9699>。保存食の江崎グリコ<2206>亀田製菓<2220>ケンコーコム<3325>大塚ホールディングス<4578>など。
冨田康夫
株経ONLINE:編集長
配信元: 達人の予想