＜チャートの視点＞＝テレビ朝日ＨＤ、一目均衡表の雲を上抜く

　テレビ朝日ホールディングス<9409.T>はきょう一時、前日比２９円高の１８６９円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１８日時点：１８５８円）と先行スパン２（同：１７８２円）で囲まれた範囲（雲）を上抜ける場面があった。７月７日に戻り高値１９２９円をつけたあとは上値が重くなったが、８月４日安値１７５０円を底に持ち直し。日足チャートではきょうにも５日移動平均線（１８日時点：１８２６円）と２５日移動平均線（同：１８３２円）とのゴールデン・クロスが実現する見通しで、テクニカル面では妙味が増している。
　なお、７月３１日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、売上高が７０７億２１００万円（前年同期比３．７％増）と増収基調を維持。営業利益は４７億１６００万円（同２９．７％減）にとどまったものの、上半期計画６５億円に対する進捗率は７２．６％に達している。

テレビ朝日ＨＤの株価は１４時６分現在１８３６円（▼４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）