三井海洋が反発、6月中間期業績の上振れを好感、FPSO建造工事の進捗順調で

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/11 09:23
 三井海洋開発<6269.T>が反発。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高1619億7700万円(前年同期比51.0%増)、営業利益31億6800万円(同19.5%増)、純利益は10億7900万円(同81.2%減)となり、従来計画の売上高1500億円、営業利益22億円、純利益25億円を売上高・営業利益で上回ったことを好感した買いが入っている。FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の建造工事の進捗率が高かったことに加えて、FPSOの建造工事やオペレーションサービスの採算が改善したこと、さらに販管費が想定を下回ったことなどが寄与した。また、純利益は海外子会社で繰延税金資産を取り崩したことなどが響いた。
 なお、14年12月期通期業績予想は、売上高3000億円(前期比17.9%増)、営業利益80億円(同2.2倍)は従来予想を据え置いたが、純利益は従来予想の85億円から65億円(同32.0%増)に引き下げている。

三井海洋の株価は9時19分現在2547円(△93円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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