ゼンショーHDが急落、15年3月期13億7000万円の最終赤字へ下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/07 09:45
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が急落し年初来安値を更新した。同社6日取引終了後に今15年3月期業績予想を修正。通期売上高を従来予想の5379億600万円から5250億6800万円(前期比12.1%増)へ、営業利益を159億800万円から80億5500万円(同1.0%減)へ、経常利益を146億4700万円から68億1100万円(同14.4%減)へ、最終損益を41億8000万円の黒字から13億7000万円の赤字(前期実績11億300万円の黒字)へ下方修正した。最終損益で赤字となることに加えて、年間配当も従来予想の16円から8円(前期実績16円)に引き下げており、これを嫌気した売りが膨らんでいる。
 牛丼チェーン「すき家」における一時的な営業休止のほか、食材価格や採用コストの上昇などが収益を圧迫している。同社では、すき家のメニュー改定も発表しており、27日から牛丼の並盛りを270円から291円に引き上げる。値上げの影響など先行きも警戒されているもよう。

ゼンショーHDの株価は9時37分現在912円(▼83円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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