この下落で目先の動きは出やすくなったか
昨夜のN.Yは下落、ドル円は102円台半ばから後半を推移、先物の寄り付きは15280円辺りの気配です。わずか数日で500円ほどの下げとなってますが、パッとしなかったアメリカ雇用統計や地政学的リスクも絡んで、押し目を形成しています。ただ、中長期的には上昇基調に変わりはないと見ていますので、この押し目が目先の動きが出やすくなる要因となれば、むしろ歓迎すべきなのかもしれません。今後も、大きく一方的な動きによっての上昇とならない事を暗示しています。SQ意識で考えますと、目先の15250円が一つの目処となります。その下には小さな窓もありますので、買い向かいならば、そこまで入って来る事も念頭に入れておくべきでしょう。戻りの目処は落としどころの15400円手前になりますか、為替の行方が今一つ分かりませんので、連動しての上げ下げとなれば、短期売買はやりにくい一日となります。懸念は安寄りの膠着でしょう。
