図研の第1四半期は欧米の組織体制強化に伴う経費かさみ赤字拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/04 17:55
 図研<6947.T>がこの日取引終了後に発表した今15年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高41億4300万円(前年同期比0.2%増)と前年同期並みながら、営業損益4億5600万円の赤字(前年同期1億5200万円の赤字)になるなど、赤字が大きく拡大した。
 回路設計・ICソリューションなどの伸び悩みを電気設計システムと基板設計ソリューションの拡大でカバー、売上高は若干ながら前年同期を上回ったものの、欧米の組織体制の強化に伴う経費がかさみ、損益が悪化した。
 通期は売上高223億円(前期比12.8%増)、営業利益16億円(同2.6倍)と従来予想を据え置いている。同社製品の導入・検収は年度区切りの3月に集中する傾向があり、通期では増収、大幅増益を確保できるとみている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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