<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/04 12:08
 今週も4~6月期決算発表に関連した好業績銘柄を物色する動きが継続しそうだ。8月相場は株価指数的には控えめな上昇ながら、相場テーマや個別株への物色姿勢は強まりそうだ。

 発表が進んでいる4~6月期決算の内容が、事前の予想よりも比較的好調で、中間期や通期の業績上方修正に踏み切らない企業でも、第1四半期で高い進捗率を示しているケースが多い。また、先週末の2日連続で東証1部の売買代金が、2兆円を上回ったことから、ようやく市場エネルギーを伴っての先高期待感が膨らんできたといえる。

 個別銘柄では、火力発電システムや電力量計、鉄道車両用モーター、無停電電源装置、自動販売機、冷凍ショーケース、コンビニ向けコーヒーマシンなど多角化で成長する富士電機<6504.T>。先進国での完成品の販売好調や、中国向け中心にムーブメントの需要増が寄与するシチズンホールディングス<7762.T>。工業用ミシン世界シェアトップで、第2の柱であるチップマウンター(表面実装機)も堅調なJUKI<6440.T>は、「居眠り運転警告装置」でも注目を集めている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
8,690.0
(12/27)
+130.0
(+1.51%)
930.0
(12/27)
+8.0
(+0.86%)
370.0
(12/27)
+7.0
(+1.92%)