【買い】ブロードリーフ:勝率68%の買いシグナル、どう仕掛ける?

著者:中原良太
投稿:2014/08/02 03:10

要旨

8月1日の大幅下落はやや過剰。統計的にも買いが優勢の状況なため、反発に期待です。ここは上手く指値注文で仕掛けたいところ。

株式会社ブロードリーフとは?

情報通信業。自動車業界、リサイクル、旅行業、携帯電話販売業など、業種に特化したソフトウェアを開発・販売する。

最近のトピック

7月31日大引け後に決算を発表。14年12月期の第2四半期累計(1-6月)の経常利益は前年同期比24.9%増で着地。従来予想を大きく上回りました。一方で、下期は前年同期比-3.1%減見込み。直近3ヶ月の経常利益は前年同期比74.8%減へ大きく落ち込んだことから、これを嫌気して直近は株価が大幅下落しています。

どんな値動きをしているの?

2014年3月以降は上昇トレンドが続いており、1300円付近にあった株価は一時、2000円を上回るまで成長しました。一方で、先日の決算発表を受けて株価は急激に下落。現在株価は1,734円と前日比-221円と一日で10%以上下落する展開となりました。

ここがポイント!

(1) 大きすぎる陰線
8月1日の下落の勢いはやや過剰。統計的に見ても短期的に買いが優勢の状況です。
(2) 大きな上窓開け
8月1日には大きく上窓を開けていることから、窓埋めが期待できます。統計的にも買いに有利な展開。

まとめ

以上の理由より、ここは短期的な反発を期待して「押し目買い」で攻めましょう。

留意点

統計的に優位ではありますが、続落となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。

統計解析の結果の概要

利用した戦略:上昇トレンド押し目買い
検証期間:2000年1月4日~2014年8月1日
取引回数:2246回
対象市場:東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ
売買手法:寄指(直近安値)買い→引成売り
勝率:68%
勝ちトレード平均利益:+6.3%
負けトレード平均損失:-5.2%
平均損益率:+2.6%
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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