<動意株・24日>(大引け)=セキド、あみやき亭、ウィルグループなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/24 15:07
 セキド<9878.T>=後場ストップ高。午後1時ごろにラオックス<8202.T>との業務提携を発表。これを好感した買いが入った。今回の業務提携により、セキドはラオックスに対して、高級ブランド品(バッグ、財布など)を中心とした商品の供給を行う一方、ラオックスは同社に対して、高級時計を中心とした宝飾品を供給するなど商品の相互供給を行うほか、商品の共同仕入れと在庫情報の共有化、販売支援などを行うという。

 あみやき亭<2753.T>=大幅高で6連騰。国産牛肉を使う「あみやき亭」を主体に東海を地盤に焼肉チェーンを展開、消費増税の影響をこなし15年3月期第1四半期は営業利益段階で前年同期比9.2%増の7億2000万円と好調をキープした。有利子負債ゼロと強固な財務体質も評価の対象。会社側は出店費用の増加や食材高などから通期営業利益見通しを2.4%減の26億2500万円と保守的にみているが、増額の可能性も意識されるところ。

 ウィルグループ<6089.T>=3日続伸。23日引け後に子会社ウィル・グループ・アジア・パシフィック(シンガポール)が増資を行い、その全額を引き受けると発表。増資はASEAN地域における事業拡大を目的に、自己資本増強による財務基盤の強化を図るため行うとしていることから、今後のアジア事業拡大への期待が高まっている。なお、増資額は740万シンガポールドル(約5億9900万円)で、払込日は7月29日を予定。

 ジーンテクノサイエンス<4584.T>=一時ストップ高。同社はきょう、「有機分子触媒を用いた新規抗インフルエンザウイルス薬の開発」が、北海道科学技術総合振興センターが募集するイノベーション創出研究支援事業に採択されたと発表。これが刺激材料となっているようだ。この研究開発は、帯広畜産大学および室蘭工業大学と進めているもの。

 アイスタイル<3660.T>=ストップ高。23日の取引終了後、14年6月期業績について、売上高を従来予想の69億1400万円から71億4100万円(前の期比11.4%増)へ、営業利益を同2億4500万円から4億7300万円(同35.9%減)へ、純利益を収支均衡から1400万円(同96.7%減)へそれぞれ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。メディア事業で6月の広告販売が好調に推移したことに加えて、全体的な費用圧縮に取り組んだことが奏功した。

 アミューズ<4301.T>=4日続伸。サザンオールスターズが新曲「東京VICTORY」を9月10日に発売し、年末へ向けて活動を本格化していくことから、注目が集まっている。また、同社は15日に新たな連結子会社として「アミューズクエスト」(仮称)の設立を発表。新会社を通じて集英社の週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画「ONE PIECE」のテーマパークを東京タワーフットタウンビルで運営していく計画で、これに対する期待も高い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
9878
709.0
(10:19)
+5.0
(+0.71%)
199.0
(11:23)
0.0
(---)
1,940.0
(11:21)
+6.6
(+0.34%)
996.0
(11:18)
-10.0
(-0.99%)
126.0
(11:06)
+2.0
(+1.61%)
565.0
(11:24)
+15.0
(+2.72%)
1,412.0
(11:13)
-9.0
(-0.63%)