沖電線が続急騰、規制ものともせず東証1部値上がり率断トツ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/11 10:08
 沖電線<5815.T>が続急騰、材料株全般が利益確定の動きに押されるなか異彩高で、10時現在東証1部値上がり率で断トツに買われている。きょうは日証金が10日午後約定分から、制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置を発表しているが、信用規制の動きをものともせず、投機資金の旺盛な買い攻勢が続く。政府が政策として掲げる電線地中化は、首都圏では東京五輪を控えた景観や、台風や地震などに対する防災ニーズの高まりと相まって今後整備が加速する可能性が高い。これは同社をはじめ電線メーカーにとって新たな事業機会につながっていく。また、アベノミクス成長戦略のひとつであるロボット分野では政府がEUと規格や規制を統一する方針にあるなど、国際的な動きが市場活性化をもたらす。そのなか、同社は搬送用ロボットや小型ロボットの可動部に使用されるケーブルベアを手掛けており、今後のビジネスチャンス拡大期待が大きい。

沖電線の株価は10時1分現在280円(△43円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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