日本ライフＬが大幅高で１０日続伸、患者負担減につながる胸部大動脈瘤向け人工血管を開発

　日本ライフライン<7575.T>が大幅高で１０日続伸。株価は一時、前日比１５０円高の８９２円まで買われている。きょう付の日経産業新聞で、高齢者に多い胸部大動脈瘤を患者に負担をかけずに治療できる人工血管を開発したと報じられており、これを材料視した買いが入っている。記事によると、大動脈瘤が発症した血管の内側に人工血管を通し血液が動脈瘤に流れ込まないようにして、動脈瘤を治療するというもので、胸部を切開して、人の血管内に人工血管を通し、先端につけたバネを使って中で広げる仕組みだという。７月に市場に投入し、１６年度に１０億円超の売り上げを見込むとあることから、業績への寄与が期待されている。

日本ライフＬの株価は９時５８分現在８５３円（△１１１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）