菱化工機が堅調、石炭火力発電のインフラ輸出で商機

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/23 11:05
 三菱化工機<6331.T>が堅調。前週末はザラ場続伸も引けは利益確定売りに安くなったが、きょうは改めて下値を拾う動きがみられる。三菱系で石油をはじめエネルギープラントに強みを持ち、ここ原油市況の上昇を背景に思惑買いが集まりやすくなっている。業績面でも15年3月期は構造改革効果が発現するほか、海外プラントの採算改善が貢献し黒字転換見込み、5円復配も視野に入れ、見直し買いを誘う。石炭火力発電については、政府は成長戦略の一環として海外へのインフラ輸出を推進する姿勢を明示しているが、直近では、チリ政府への最新鋭石炭火力発電技術を提供する方針が既にメディアを通じて伝えられている。チリ発電所建設では三菱グループが積極的な参加を検討していることが報じられ、同グループに属する同社のプラント受注に期待が高まっている。

化工機の株価は11時5分現在216円(△3円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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