第一精工が急騰、ロボット関連の出遅れとして人気集中
第一精工<6640.T>が急騰、一時値幅制限上限の400円高に買われ2000円大台乗せ、その後は目先の利益確定売りに1900円台に押し戻されたが、前場東証1部の値上がり率トップに買われた。16日付の読売新聞で、低価格のロボットを世界に先駆けて普及させることを目指した政府の「ロボット戦略」の全容が報じられ、これを起爆剤にロボット関連株の物色人気が加速、そのなか「同社は軸に掛かる回転方向の力(トルク)を計測するトルクセンサーで従来品より小型で廉価な製品を開発し、ロボットメーカーへの売り込みを開始したとメディアで取り上げられたことで、短期資金の集中物色の対象となった」(国内投資顧問会社)という。株価は年初から1300円台を軸とするもみ合いを続け、売り物がこなれていたことから、ロボット関連株の出遅れとして物色人気を呼び込む背景となったようだ。
第一精工の株価は12時42分現在1946円(△330円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
第一精工の株価は12時42分現在1946円(△330円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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