N計算値的には30円幅の上昇期待も
100円台ながら復配期待が台頭している同社株に注目。現在は優先株のみ配当実施も、前期決算では利益剰余金が36億円(前々期22億円)に積み上がっているため、普通株の復配が視野に入ってきました。フィリピン工場の稼働に加え、ゲーム機向け三層絶縁電線が好調で、折り曲げ可能なLEDテープ照明も開発中。テクニカル的には、4月15日の132円で底打ちしてから、5月以降は25日線をサポートに底堅く推移。4月15日安値から5月19日戻り高値までの上げ幅が30円、5月12日安値から6月6日戻り高値までの上げ幅が28円と、反発幅が30円程度が見込める状況と言えます。直近安値は確定できませんが、25日線がサポートしている現状では大きく値を崩す可能性は低いと思われ、時価近辺で底打ちなら、N計算値的に185~190円程度への上昇期待が持てるかもしれません。