米金利動向の「謎」はひとまず払拭?
4日海外時間に発表された、米ISM非製造業景況指数。結果数値が56.3ということで、これで景況拡大の基準である50超えは53ヵ月連続に。米経済状況が順調に見える中、先般より情報ベンダー等多くで取り沙汰されていた「謎」の米金利動向に注目。一部には、米国がEUに依頼してベルギー中央銀行の名義を借り、ベルギーにある国際債券決済所「ユーロクリア」で毎月米国債を買い込んでいるとの噂が。その裏付けとして、FED公式サイトに記載されている米国債保有高を見てみると、中国・日本に次いで第3位の保有国に「ベルギー」の名があり、その信憑性の高さを垣間見ることができます。(奇しくも現在行われているG7開催地がベルギーというのも何か因果関係があるのでしょうか・・・。)
もう一つの裏付けとして、米銀行部門の米国債保有残高は、2010年・2012年のピーク時に並ぶ5500億ドルに達しているとの情報もあることから、つまり米金利動向は「謎」でもなんでもなく、その流れはまわりまわって米国に還流していることがわかります。ここへ来て、米10年債利回りも回復基調も見られ、ドルの上値圧迫要因であった「謎」はひとまず払拭できたとのでは?と考えますが、いかがでしょうか・・・?
もう一つの裏付けとして、米銀行部門の米国債保有残高は、2010年・2012年のピーク時に並ぶ5500億ドルに達しているとの情報もあることから、つまり米金利動向は「謎」でもなんでもなく、その流れはまわりまわって米国に還流していることがわかります。ここへ来て、米10年債利回りも回復基調も見られ、ドルの上値圧迫要因であった「謎」はひとまず払拭できたとのでは?と考えますが、いかがでしょうか・・・?