<動意株2日>(前引け)=新日無線、文化シヤタ、太平洋工

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/02 12:19
 新日本無線<6911.T>=急反発。30日引け後に、15年3月期の連結業績見通しを、純利益のみ従来予想の30億円から37億4000万円(前期比46.0%増)へ引き上げたことが好感されている。埼玉県ふじみ野市の土地・建物(工場)を日本無線<6751.T>が売却したことに伴い、特別利益を計上するため。

 文化シヤッター<5930.T>=上昇加速。ネット通販市場の急速な拡大が物流倉庫の需要につながっている。「物流倉庫への設備投資を通じて、風が吹けば桶屋が儲かる的に重量シャッター需要も喚起」(市場関係者)され、同社株への追い風として意識されているもようだ。大型商業施設向け案件も取り込み、15年3月期営業利益は前期比5%増の100億円と、増益率こそ鈍化するものの念願の大台に乗せ、成長トレンド維持の見通しにあることも評価されている。

 太平洋工業<7250.T>=大幅高。業績好調なトヨタ自動車<7203.T>向けを主力にタイヤのバルブ部品が好調を極めている。また、タイヤの空気圧や温度をセンサーで直接測定し、その情報を無線で受信機に送り、ドライバーに異常を知らせるタイヤ空気圧監視システム(TPMS)は同社の看板商品だが、世界的な自動車安全性能へのニーズへの意識の高まりを背景に高水準の需要を取り込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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