要注目!「上場来高値更新」のカナモトに続くか?
西尾レントオール(東1・9699)
建機レンタルのカナモト(東1・9678)が、連日の上場来高値更新と好調です。
東日本大震災のがれき処理による建機需要は一巡しましたが、「タイヤローラー」など道路整備に使われる機材の需要が旺盛。公共事業予算の増加も追い風です。
また、公共関連だけではなく、2020年の東京オリンピック開催にむけて、民間の建設需要が盛り上がっています。20年までは成長が続くという先高観がある一方、オリンピック後の反動を警戒し、建設業者は建機の購入ではなく、レンタルの比率を上げています。
今後もレンタルシフトの流れは加速するものとみられますので、株価も上値は十分みられると考えます。
首位のカナモトが高値を更新する一方で、業界2位の西尾レントオールは、5月2日が高値と、カナモトとは株価の開きが生じています。
5月のパフォーマンスはカナモトがおよそ「+19%」上昇したのに対して、西尾レントオールは「+7%」と、想定的な出遅れ感がみられるといえるでしょう。
また、株価は年初来高値圏といえど、PER=16倍(カナモト:17.8倍)と過熱感はありませんし、同社の高値更新も時間の問題とみています。
小野山 功
建機レンタルのカナモト(東1・9678)が、連日の上場来高値更新と好調です。
東日本大震災のがれき処理による建機需要は一巡しましたが、「タイヤローラー」など道路整備に使われる機材の需要が旺盛。公共事業予算の増加も追い風です。
また、公共関連だけではなく、2020年の東京オリンピック開催にむけて、民間の建設需要が盛り上がっています。20年までは成長が続くという先高観がある一方、オリンピック後の反動を警戒し、建設業者は建機の購入ではなく、レンタルの比率を上げています。
今後もレンタルシフトの流れは加速するものとみられますので、株価も上値は十分みられると考えます。
首位のカナモトが高値を更新する一方で、業界2位の西尾レントオールは、5月2日が高値と、カナモトとは株価の開きが生じています。
5月のパフォーマンスはカナモトがおよそ「+19%」上昇したのに対して、西尾レントオールは「+7%」と、想定的な出遅れ感がみられるといえるでしょう。
また、株価は年初来高値圏といえど、PER=16倍(カナモト:17.8倍)と過熱感はありませんし、同社の高値更新も時間の問題とみています。
小野山 功