ドル円の“歴史的凪相場”は「嵐の前の静けさ」・・・?
本日も含めて、5月相場も残り2営業日。今となってみては、“Sell in May, and go away”(=5月には売り抜けろ!)とのウォール街の格言通りとはいかず、為替相場は全般的に、まるで“Rest in May”(=5月にはひと休みせよ)となったような状態。特にドル円相場は、28日までの5月の1カ月高低差平均は2.16円という状況で、今週末に予定されている材料を見てみても特段大きなものはなく、概ねこのあたりの高低差で終わりそうな雰囲気。
ちなみに、ドル円の2月からの4カ月・高低差平均を出してみると、28日までの時点で2.37円。直近を見渡してみても、これほどの月またぎの“連続凪相場”は2012年末の“アベノミクス相場”が始まる直前の2012年7・8・9月の3カ月高低差平均が1.98円であった時以来。
多くのマーケット参加者の視線の先はやはり6月相場になると思いますが、現在の相場状況はまさに「嵐の前の静けさ」と捉える方が無難です。現在のトレードに関しては、引き続きキャッシュ・ポジション(=現金持高)の管理と向上を心掛け、来るべき6月相場の風を受けるための“帆”と“アンテナ”を張ることに留意した方がよさそうですね
ちなみに、ドル円の2月からの4カ月・高低差平均を出してみると、28日までの時点で2.37円。直近を見渡してみても、これほどの月またぎの“連続凪相場”は2012年末の“アベノミクス相場”が始まる直前の2012年7・8・9月の3カ月高低差平均が1.98円であった時以来。
多くのマーケット参加者の視線の先はやはり6月相場になると思いますが、現在の相場状況はまさに「嵐の前の静けさ」と捉える方が無難です。現在のトレードに関しては、引き続きキャッシュ・ポジション(=現金持高)の管理と向上を心掛け、来るべき6月相場の風を受けるための“帆”と“アンテナ”を張ることに留意した方がよさそうですね