カーバイドが活況高、新興市場の回復で個人の大口買い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/05/29 14:53
 日本カーバイド工業<4064.T>が商い増勢のなか動意含み。久々に持ち前の材料株素地を再燃させている。市場ではかつて仕手集団として名を馳せた特定資金の介在が取り沙汰され、昨年6月から7月にかけて株価を800円目前まで急浮上させた経緯がある。その後300円台前半で長くもみ合いを続けていたが、今年1月下旬以降に下放れ、ここ数カ月は200円台前半で底ばいの状況にあった。しかし、信用買い残は年初の1600万株台から直近5月23日申し込み現在では810万株と半減するなど、整理が進捗しており、テクニカル的にも長く上値抵抗となっていた13週移動平均を上回ってきた。このタイミングに目をつけた資金の流入となったが買い主体ははっきりしない。「新興市場のネット関連の出直りで信用余力の回復した大口の個人投資家資金の仕掛け」(市場関係者)との見方が強いようだ。

日本カーバイドの株価は14時52分現在251円(△21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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