三井海洋が続伸、FPSO建造工事順調で6月中間期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/05/12 09:25
 三井海洋開発<6269.T>が続伸。前週末9日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1200億円から1500億円(前年同期比39.8%増)へ、経常利益を同35億円から42億円(同57.5%減)へ上方修正したことが好感されている。FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)建造工事が想定より順調に推移したことが要因。ただ、下期は不確定要素が多いとして、14年12月期通期業績予想は売上高3000億円(前期比17.9%増)、経常利益130億円(同17.8%減)の従来予想を据え置いている。
 同時に発表した第1四半期(1~3月)業績は、売上高843億2300万円(前年同期比49.9%増)、経常利益29億1100万円(同59.7%減)となった。トゥロウ・オイルやペトロプラス向け3件のFPSO建造工事が順調に推移したが、前年同期のペトロプラス向けFPSOのチャーター開始に伴う未実現利益の実現や円安影響など特殊要因がなくなったことで、経常利益は大幅減益となった。

三井海洋の株価は9時25分現在2289円(△21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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