レンゴーが軟調、１４年３月期最終利益３７億円に減額修正を嫌気

　レンゴー<3941.T>が軟調。同社は８日、１４年３月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の５２００億円から５２３０億円（前の期比４．１％増）に若干増額したものの、営業利益は２００億円から１４２億円（同４０．６％減）に減額、また最終利益は１２０億円から３７億円（同７１．４％減）に大幅下方修正したことでこれを嫌気する売りが優勢となっている。営業利益段階では原燃料価格の上昇や製品価格の低下が会社側想定を上回った。最終利益については、公正取引委員会から独占禁止法違反の疑いを指摘されたことに伴う課徴金納付に備え、課徴金引当金繰入額を特別損失に計上したことが響いた。

レンゴーの株価は９時３２分現在４４９円（▼８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）