節約志向と弁当ブームで追い風続く
ここ景気回復が謳(うた)われるが、消費増税の影響もあり節約志向は根強い。そんななか脚光を浴びているのが自前の「お弁当」。言われて久しい“弁当男子”に、“キャラ弁(アニメなどをモチーフにしたカワイイお弁当)”作りなど話題にも事欠かない。そして、その弁当作りに欠かせない「冷凍食品」が好調に推移している。
日本冷凍食品協会が4月16日に発表した「平成25年冷凍食品の生産・消費に関する統計速報」によると、昨年の冷凍食品国内生産は、数量が155万85トン(対前年比5.0%増)と4年連続増加し過去最高、金額(工場出荷額)も6774億円(同5.3%増)と3年連続増加。また、冷凍食品消費量、国民1人当たりの年間消費量も、いずれも過去最高となっている。
これに対して同協会では、「内食志向の強まりや各社の製品開発努力などもあり、家庭用が大きく伸長したことや業務用も総じて堅調に推移したことが主な要因」としている。さらに、「自然解凍調理冷凍食品」の生産及び輸入量は数量、金額ともに大幅に増加。各社とも家庭用の自然解凍商品の開発・販売に力点を置いている。
この“自然解凍”で力を入れるのが日本水産<1332>と味の素<2802>。手間いらずということもあり、今後さらなるニーズの高まりを見せそう。ニチレイ<2871>は14日から有吉弘行さんを起用のテレビCMを放映し「本格焼おにぎり」で攻勢を掛ける。また極洋<1301>、マルハニチロ<1333>、東洋水産<2875>からも目が離せない。
日本冷凍食品協会が4月16日に発表した「平成25年冷凍食品の生産・消費に関する統計速報」によると、昨年の冷凍食品国内生産は、数量が155万85トン(対前年比5.0%増)と4年連続増加し過去最高、金額(工場出荷額)も6774億円(同5.3%増)と3年連続増加。また、冷凍食品消費量、国民1人当たりの年間消費量も、いずれも過去最高となっている。
これに対して同協会では、「内食志向の強まりや各社の製品開発努力などもあり、家庭用が大きく伸長したことや業務用も総じて堅調に推移したことが主な要因」としている。さらに、「自然解凍調理冷凍食品」の生産及び輸入量は数量、金額ともに大幅に増加。各社とも家庭用の自然解凍商品の開発・販売に力点を置いている。
この“自然解凍”で力を入れるのが日本水産<1332>と味の素<2802>。手間いらずということもあり、今後さらなるニーズの高まりを見せそう。ニチレイ<2871>は14日から有吉弘行さんを起用のテレビCMを放映し「本格焼おにぎり」で攻勢を掛ける。また極洋<1301>、マルハニチロ<1333>、東洋水産<2875>からも目が離せない。