レカムが反発、新自然冷媒ガス販売開始と第２四半期経常利益見通しを上方修正

　レカム<3323.T>が４日ぶりに反発している。同社は２８日に、新自然冷媒ガスの販売開始と１４年９月期第２四半期（累計）の利益見通しの上方修正を発表。これが材料視されているようだ。
　同社は、５月１日から新自然冷媒ガスの販売を開始する計画。新自然冷媒ガスは、自然界に存在する物質（二酸化炭素、アンモニア、炭化水素など）で作られた冷媒で、エアコンの冷媒を新自然冷媒ガスに入れ替えるだけで空調コストが１０～４０％削減できるという。
　また、同日には第２四半期（累計）連結決算予想も修正。売上高見通しを従来の１９億５０００万円から１８億５４００万円（前年同期比１１．１％減）に引き下げた半面、経常損益見通しは２０００万円の黒字から２４００万円の黒字（前年同期実績は４０００万円の赤字）に増額。情報通信機器の設置工事や保守部門の分社化効果による生産性の向上などが寄与した。

レカムの株価は９時２４分現在９６円（△１４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）