アサックスは前期2ケタ超の増益で配当引き上げも今期減収益見込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/24 18:25
 アサックス<8772.T>が24日取引終了後に発表した前14年3月期決算は、営業収益55億2400万円(前の期比2.7%増)、営業利益34億5100万円(同12.6%増)と増収で2ケタ超の増益になり、前回30円としていた期末一括配当を40円に引き上げた。昨年10月に1株100株への株式分割を実施しており、前の期の3000円から実質10円の増配になる。
 前期は国内景気回復を背景に不動産の流動性が高まるなか、キャンペーンなどにより顧客開拓が進み、調達金利の低下も利益を押し上げた。
 今15年3月期は営業収益53億4200万円(前期比3.3%減)、営業利益33億6200万円(同2.6%減)を予想。不動産市況は引き続き堅調に推移すると予想されるが、競争激化による平均貸出金利の低下と販売用不動産の在庫不足により、小幅ながら減収減益になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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