古野電気が急落、前2月期は防衛省への費用過大請求の影響で最終赤字に転落
古野電気<6814.T>が急落、一時前日比43円安の653円まで下げ幅を広げた。
23日取引終了後に、防衛省への費用過大請求について確認のため開示を見送っていた前14年2月期の連結決算を発表した。売上高は756億6600万円(前の期比5.7%増)とほぼ計画通りながら、営業利益は前回予想の23億円に対して14億9200万円(同22.5%増)と大きく下回り、純損益15億円の黒字に対して6億6000万円の赤字(前の期15億6400万円の黒字)に陥った。舶用・産業分野ともに競争激化で収益性が低下、費用過大請求に関連して繰延税金資産の一部を取り崩したことなどにより、最終損益が大幅に悪化した。
今15年2月期は売上高800億円(前期比5.7%増)、営業利益23億円(同54.1%増)、純損益13億円(前期6億6000万円の赤字)と急回復を見込む。ただ、費用過大請求の今期業績への影響は現時点では不明としており、単体で計上している繰延税金資産の全額を取り崩すとしている。
古野電の株価は13時11分現在660円(▼36円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
23日取引終了後に、防衛省への費用過大請求について確認のため開示を見送っていた前14年2月期の連結決算を発表した。売上高は756億6600万円(前の期比5.7%増)とほぼ計画通りながら、営業利益は前回予想の23億円に対して14億9200万円(同22.5%増)と大きく下回り、純損益15億円の黒字に対して6億6000万円の赤字(前の期15億6400万円の黒字)に陥った。舶用・産業分野ともに競争激化で収益性が低下、費用過大請求に関連して繰延税金資産の一部を取り崩したことなどにより、最終損益が大幅に悪化した。
今15年2月期は売上高800億円(前期比5.7%増)、営業利益23億円(同54.1%増)、純損益13億円(前期6億6000万円の赤字)と急回復を見込む。ただ、費用過大請求の今期業績への影響は現時点では不明としており、単体で計上している繰延税金資産の全額を取り崩すとしている。
古野電の株価は13時11分現在660円(▼36円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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