コーラに次ぐ再ブームも期待
日本コカ・コーラグループは7日、特定保健用食品(トクホ)の清涼飲料水「からだすこやか茶W」を発売した。同製品は植物由来の食物繊維である難消化デキストリンの働きで、脂肪の吸収を抑えると同時に、糖の吸収をおだやかにすることが特徴で、日本で初めて2つの働きを持つ飲料だ。臨床試験では食後4時間後の血清中性脂肪の上昇を約15%制御したほか、食後30分後の血糖値の上昇を約20%抑制したという。
最近、特定保健用食品の飲料(トクホ飲料)の新製品が相次いでいる。トクホ飲料とは、有効性や安全性について、消費者庁の審査を経て表示許可を受けた飲料。日本健康・栄養食品協会の調査によると、トクホ飲料の市場規模は11年度に09年度の1315億円から1247億円に減少したが、13年度には1797億円と再拡大した。
口火を切ったのはキリンホールディングス<2503>傘下のキリンビバレッジが12年4月に発売した「メッツコーラ」で、初年度販売目標の100万ケースを発売日からわずか2週間で達成したことが話題になった。13年秋にはサントリー食品インターナショナル<2587>が10月に「伊右衛門 特茶」を発売したことで、現在のブームにつながっている。各社の業績への寄与も期待できるだけに要注目だ。
最近、特定保健用食品の飲料(トクホ飲料)の新製品が相次いでいる。トクホ飲料とは、有効性や安全性について、消費者庁の審査を経て表示許可を受けた飲料。日本健康・栄養食品協会の調査によると、トクホ飲料の市場規模は11年度に09年度の1315億円から1247億円に減少したが、13年度には1797億円と再拡大した。
口火を切ったのはキリンホールディングス<2503>傘下のキリンビバレッジが12年4月に発売した「メッツコーラ」で、初年度販売目標の100万ケースを発売日からわずか2週間で達成したことが話題になった。13年秋にはサントリー食品インターナショナル<2587>が10月に「伊右衛門 特茶」を発売したことで、現在のブームにつながっている。各社の業績への寄与も期待できるだけに要注目だ。